【速報】SONYα6500の後継機はα6600 人気のα6400に手ぶれ補正と大容量Zバッテリー追加し不満点解消

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(出典:SONYα6600英語版カタログ)
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注目のSONYα6500後継機はα6600!そのスペックは?

スペックはα6400に手ぶれ補正と大容量バッテリー搭載

先ほど(8月28日)、軒下デジカメ情報局は、ソニーがAPS-Cミラーレスカメラ「α6600」「α6100」と2本のAPS-C用レンズを海外で正式に発表したと報じました。(参考:軒下デジカメ情報局)

注目されていたソニーのAPS-Cミラーレスのフラッグシップ・α6500の後継機はα6600でした。(参考:SONYのα6600英語版カタログ

基本的なスペックは今年2月に発売以来の人気モデルα6400に予想通り手ぶれ補正を追加。さらに、バッテリーを大容量化。フルサイズのα9やα7Ⅲと同じZバッテリー(NP-FZ100)を採用しました。

このため、小型軽量のAPS-Cを好むユーザーだけでなく、α9やα7Ⅲのサブカメラとして購入を検討する人も多いとみられます。

実は、私も、その一人で、α6500の後継機が発表されるのを待っていました。

現時点(28日時点)では、まだ日本国内で発表されていないので、正確に分からない点もありますが、英語版カタログを手がかりに、速報的にα6600の進化した点や後退した部分などを解説したいと思います。

新型α6600はα6500とα6400の不足点を解消した機種

先代α6500の液晶モニターが180度チルド方式ではなかったのに対し、α6600はα6400同様、180度チルド方式を採用したため、自撮りにも便利なカメラとなりました。

このため、α6400はユーチューバーを中心に人気となりましたが、半年後に発表されたα6600に機種替えする人もいるのではないでしょうか。

そのうえで、α6600は先代同様、手ぶれ補正を内蔵し、最新のAF機能を搭載しました。

また、動画中心に使用したいユーザーにとってはバッテリーの強化も望まれていました。そのバッテリーもフルサイズのα9やα7Ⅲと共通化し、静止画の撮影可能枚数もα6400の2倍に増えました。

今回のα6600はおおむね予想されたスペック内容とはいえ、α6500やα6400の不足している機能をほぼ埋めた機種といえます。

速報・スペック比較「α6600」VS「α6400」

α6500は希望の機能がほぼ盛り込まれる一方で重量が増加した!

人気のα6400とスペックを比較してみました。

α6600α6400
有効画素数2420万画素2420万画素
手ぶれ補正5軸5.0段なし
AF測距点(位相差)425点425点
AF測距点(コントラスト)425点425点
静止画撮影機能・瞳検出あり(人と動物)あり(人と動物)
リアルタイムトラッキングありあり
リアルタイム瞳AFありなし
ファインダー236万ドット236万ドット
インターフェースマイク端子・ヘッドフォン端子マイク端子
バッテリー NP-FZ100NP-FW50
撮影可能枚数(ファインダー)720枚360枚
サイズ(幅×高さ×奥行き)120×66.9×69.3(㎜)120×66.9×59.7(㎜)
重さ(バッテリーとメディア含む)503g403g
価格(価格.com最安値)87,986円
※詳しいスペック内容はソニーのホームページやα6600英語版カタログで確認してください。

ご覧のように、新型α6600はα6400に手ぶれ補正と大型バッテリーが加えられた機種となっています。

バッテリーが大型化したため、そのトレードオフでα6400よりもボディサイズは奥行きが拡大し、重量も100g増加しました。

スペック的には不満のない機能・性能ですが、この重量増加をどう判断するのか?

α6000シリーズの軽量コンパクトが好みというユーザーには賛否が分かれる点かもしれません。

ソニーがAPS-C機の最大の弱点にもテコ入れ

ソニーはフルサイズミラーレスカメラでは圧倒的に強いメーカーです。

しかし、APS-Cとなると、レンズのラインナップという点ではキヤノンや富士フイルムに比べて見劣りしている印象があります。

実際、私自身、フルサイズはソニー、APS-Cは富士フイルムと、メーカーを使い分けているのはレンズが一因です。

富士フイルムはレンズの品揃えが良く、しかも低価格。日常の趣味カメラとしては、写りの良さや色味の素晴らしさに加えてコスト的にも富士フイルムを推奨しています。

しかし、今回、ソニーはα6600とともに、APS-C用にハイクオリティーなレンズも2本発表しました。

ひとつは標準ズームレンズ「E 16-55mm F2.8 G(SEL1655G)」で、もう一本は中望遠ズームの「E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS(SEL70350G)」です。

どちらもソニーが誇るGレンズですから、クリアーな画質が期待されます。

ただ、今回のα6600とともに新たなレンズも価格がどうなるのが現時点では不明です。

軽量コンパクトで低価格がAPS-Cカメラの売りなので、ソニー機の人気を左右するのは国内価格次第という感じもします。

α6600と新型標準ズームのセット商品が発売されるのかどうか?その価格はいくらなのか?

それを見た上で、私も購入するかどうか、最終的に判断したいと思います。

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