私が富士フイルム「X100V」を予約注文した理由!スタイルとスペックが両立したAPS-Cコンデジの完成形

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image:富士フイルム公式サイト
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富士フイルム「X100V」を予約注文した!

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炎上問題と機材は切り離して考えた

先日、富士フイルムのX100Vを予約注文しました。

X100Vをめぐっては、富士フイルムのプロモーション動画が自己利益のために迷惑行為を繰り返すスナップカメラマンを登場させ、炎上しました。

この問題に対する私の考え方は、すでに当ブログで書いていますので、そちらを参考にして欲しいのですが、機材には罪はありません。

炎上問題と機材を切り離して購入することにしました。

富士フイルムX100Vは不幸な門出となってしまった!炎上プロモーションを考える
最近の富士フイルムはちょっとおかしい富士フイルムが巻き起こしたPR動画の炎上問題無視しようとも考えましたが、私はフジユーザー。しかも、そのプロダクトの魅力を書いているのですから、やはり避けては通れないと思いました。それは富士フイルムのプロモーション炎上問題。この問題を無視するのはむしろ不誠実と考え、本稿をアップしました。私が購入を検討している富士フイルムの高級コンデジ「X100V」が不幸な門出となりました。富士フイルムがプロモーションサイトにアップした動画が炎上したからです。2020年2月5日朝、富士フィルムはX100Vの発表と同時に、カメラマン・鈴木達郎氏が渋谷で街ゆく人に突然カメラを向けて...

もちろん面白くはありません。

楽しみにしていた新機種を傷つけられたような気分です。

おそらく私と同じような気分のフジユーザーは多いのではないでしょうか。同時に、プロモーションに関与していなかった富士フイルムの開発・製造担当者も残念な気分でしょう。

別のプロモーション動画で富士フイルムのゼネラルマネージャーが「(X100Vは)一言で言うと、魂のこもっているカメラ」と説明しています。

本当に魂がこもっているのか、口先だけのセールストークなのか、今後の説明の有無ではっきり分かると思っています。

ただ、一流企業であれば、基本動作として、消費者に対して、なぜ、あのような動画が世に出てしまったのか、きちんと説明するはずです。

いまのところ、「視聴者の皆さまに不快感を与える動画が掲載されましたことを深くお詫び申し上げます」とお詫びしただけで、しっかり説明していないのですから、少なくとも私が社員であれば、会長・社長に進言しますね。

2月末に予定されているX100Vシルバーの発売までに誠実な対応がなされることを期待して、私は予約注文しました。

私が選択したのはX100Vのブラック

image:富士フイルム公式サイト

さて、X100V自体の話をしたいと思います。

新発売されるX100Vは、ボディ内手ぶれ補正がなかったことを除くと、スペックはまさに完成形と言えるモデルだと考えています。

スペック的な素晴らしさはすでにお伝えしているので、そちらも読んでいただけると、めっちゃ、うれしいです。

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X100Vは、センサーやEVFはX-T3と同じですから、X-T3ユーザーとしてはその性能の良さは想像がつきます。

AFの速度や正確性、ファインダーの明るさや撮影のしやすさはもちろん、液晶モニターが上下チルト式なのでローアングル、ハイアングルでも楽に撮影ができ、しかも撮影リズムを損なうことなく画像を確認しながら次の撮影に没入することができそうです。

まさに、スナップや旅行など日常使いには理想的な機種です。

そして、X100Vの最大の特徴はフォルムの素晴らしさ。特にブラックはライカM10の小型版といった趣です。

ライカM10ブラッククローム

富士フイルムX100Vブラック

ユーザーの中には、あまりにもライカに寄せているので、「Poorman’s Leica(プアマンズ・ライカ)」と言われてしまうと嫌がる向きもあります。

しかし、それは嫉妬であり、無視すればいいのです。

私はライカM10ブラッククロームのサブ機としても活躍を期待しています。

春はカメラの大規模な入れ替えを検討中

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フジ機はX-T4とX100Vに絞るかもしれない

カメラ好きが高じて私の保有するカメラやレンズがだいぶ増えてきました。

レンズは「レンズ資産」という言葉がある通り、長期的に保有していてもいいと考えていますが、カメラ機材は大規模に整理しようかと考えています。

とくに、フジ機はこのままだと、X-T4、X-T3、X-T30、X-E3、X100Vの5機種になるので、一掃して、今度発売されるX-T4、T3、X100Vの3機種に絞る予定です。

噂されている情報を総合すると、X-T4はフジフイルムに長年不足していたスペックや機能をすべて盛り込んだ内容になりそうです。

  • 本体手ぶれ補正
  • バリアングル
  • バッテリー容量

上記の3点が長年、フジフイルムのカメラに欠けている点として指摘してきました。

一部分をつまみ食いしたようなモデルは発表されているのですが、3点をすべて兼ね備えた機種はまだ存在しません。

富士フイルムが2月末に発表するX-T4は「それじゃあ、これでどうだ」と言わんばかりに、不足3要素をすべて盛り込んだ機種になりそうです。

富士フイルムは色味や絵作りは国内メーカーでトップだと思います。それにカメラの性能・機能が十分ならば、文句はありません。

その意味では、X-T4はフジ機の完成形なのかもしれません。

もちろん、その先も様々な改良がなされるでしょうが、X-T4はX100Vと同様に長期的に使用できる機種になると考えています。

私が想定するカメラのラインナップ

私のチームの2020年ベンチ入りカメラは次のように考えています。

  • 富士フイルム・・・X-T4(購入予定)、X-T3、X100V(予約注文中)
  • ソニー・・・α7Ⅲ、RX100M7
  • ライカ・・・M10ブラッククローム、●●(新規検討中)?
  • 売却予定・・・X-T30、X-E3、RX100M5、LeicaC-Lux

今年前半はフジフイルムを固めたあと、次はライカの布陣を考える予定です。

コンデジのLeica C-LuxはRX1007の登場で出番が少なくなったため、近く売却して、フルサイズコンデジのライカQ2か、レンズ交換式のフルサイズM240を購入するか検討中です。

また、ライカのレンズ群のなかで、広角が不足しているので近日中に購入する予定です。

カメラは高額だと言っても車や時計と違って高が知れています。

ですから、私は「男の道楽としてちょうどいい」と妻に言い訳していますが、理解されているかどうかは自信がありません。(汗)