新型コロナの影響か?X-T4シルバーは5月下旬の発売に延期
私が予約したX-T4ブラックは4月28日発売に決定
先ほど富士フイルムが4月下旬に発売予定だった新型X-T4の発売を4月28日に決定しました。
一方で、シルバーは「十分な供給量を確保するため」として、5月下旬に発売を延長することも発表しました。
平素は富士フイルム製品をご愛顧賜り厚く御礼申し上げます。
先般、発売日を2020年4月とご案内しておりましたミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-T4 ブラック」につき、発売日が2020年4月28日に決定いたしましたことを、お知らせいたします。
なお、「FUJIFILM X-T4 シルバー」につきましては、十分な供給量を確保するために、発売日を2020年5月下旬に延期させていただくことにいたします。大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。(出典:富士フイルム)
X-T4は①ボディ内手ぶれ補正②バリアングル液晶モニター③高速AFと高速シャッターなど、動画・静止画両面の使用でスキのない高性能を備えたモデルとして注目されており、早くもユーチューバーをはじめ大きな話題になっています。
しかし、他の大手メーカーが新型コロナウイルスの影響で中国などからの部品供給や工場の稼働停止などで製品化が間に合わず、延期になる新型機種が相次いでいます。
富士フイルムもシルバーの発売が5月下旬に延期になるのは致し方ないと思いますが、驚いたのはブラックは4月28日から発売されるということです。
富士フィルムのXシステムは当面X-T4とX-T3、X100Vの3台体制
私は先日、X-T4の購入宣言に登録し、ネットを通じて購入予約も済ませました。
予約したのはブラックなので、4月から5月にかけて実機が手元に届くことを期待しています。
これで、私のXシステムは以下のような布陣になります。
【カメラ】
- X-T4(予約中)
- X-T3
- X100V ブラック
【レンズ】
- XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
- XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
- XF16mmF1.4 R WR
- XF23mmF2 R WR
- XF35mmF1.4 R
- XF35mmF2 R WR
- XF56mmF1.2 R
富士フイルムのXシステムについては、すでにレンズのラインナップが固まっているので、あとはどうしても欲しいカメラだけを更新すればいい体制になりました。
初心者ほどX-T4をススメル理由
エントリーモデルから買い始めると最終的にコスト高になる
最近、富士フイルムが発売した機種の中では、先日発売されたコンデジのX100Vと今回発売されるX-T4が機能・性能ともに私の琴線にドンピシャで触れたモデルでした。
その理由は、すでに何度も記事化しているので、そちらを読んで欲しいのですが、とにかく絶対に欲しいと思わせる名機だと考えています。
最近、カメラ初心者の知人から「カメラを始めようと思っているんだが、どのカメラを買ったらいいか?」と聞かれたので、「黙ってX-T4のレンズキットか、X-T4単体にレンズはXF18-55mmF2.8-4 R LM OISを買っておいたら間違いない」と答えました。
YouTube上でも、いろいろなプロやハイアマがいくつかエントリーモデルを挙げて推奨していますが、私は疑問です。
エントリーモデルを購入しても、そのうち物足りなくなって上級機種を購入して、いつの間にか散財しているものです。
私は40年ほど前、大学職業後に仕事にカメラが必要となり、ローンを組んで購入したのは、当時、最高機種と言われたニコンのF3でした。
その後、いろいろなメーカーから様々な機種が発売されましたが、10年間、目移りすることもなく、F3を使い続け、何も不満も不具合もありませんでした。
結局、最初に最高のモデルを購入することによって、最終的なコストは安上がりになるものです。
しかも、デジタル時代の現在は、上級モデルほどオートフォーカス(AF)が爆速なうえに正確です。ですから、カメラが吐き出す写真も秀逸で、すぐにカメラ撮影の才能があると勘違いし、カメラを長く楽しむことができます。
所詮、趣味カメラは自己満足の世界。勘違いも重要です。
是非とも「安物買いの銭失い」にはご注意して欲しいと願っています。
富士フイルムのXシステムと同時に、M型ライカとソニーEシステムも完了
最近、私のメイン機はライカM10というレンジファインダーのカメラです。
デジタルではありますが、オートフォーカスではなく、マニュアルなので、自分でピントを合わせる必要があります。
もともとマニュアルのフィルムカメラで仕事をしていたこともあり、最近は自分でピントを合わせてじっくり撮影するスタイルが楽しくて仕方がありません。
そのため、ライカM10に加えて、サブ機として1世代前のM(Typ240)も購入しました。レンズ群も21ミリ、28ミリ、35ミリ、50ミリ、90ミリと揃えて、スナップを楽しんでいます。
同時に、最近のミラーレスカメラの牽引メーカーは何と言ってもカメラの心臓部となるセンサーを自前で製造しているソニーであることは誰も否定できないと思います。
そのソニーに敬意を評して、フルサイズミラーレスはカメラ業界の局面を大きく変えたα7Ⅲに固定しています。
ソニーはα7R4やα9Ⅱなど、より高性能なカメラを発売しましたが、新時代を切り開いたという意味ではα7Ⅲには圧倒的なストーリー性があります。
その意味では他のモデルは太刀打ちできないし、趣味カメラにはそうしたロマンが重要だと考えています。
フルサイズミラーレスからカメラを始めたいという初心者にはα7Ⅲが絶好のモデルだとも感じています。
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