ライカを中心にカメラシステムを強化
カメラは4台売却して新たに2台調達!レンズは2本新調
2019年11月に私の所有するカメラとレンズを忘備録として記録しました。
年明けから、カメラやレンズの入れ替えを行ったので、忘備録を残したいと思います。
今回の入れ替えは、私にとっては現時点で最善の選択だと考えています。
まず売却したカメラは・・・・
- 富士フイルムX-T30
- 富士フイルムX-E3
- ソニーRX100M5
- Leica C-LUX
一方、新たに購入したカメラは・・・
- Leica M(Typ240)
- 富士フイルムX100V
富士フイルムの新型コンデジX100Vを予約注文したので、おそらく稼働率が低下しそうなコンデジのソニーRX100M5とLeica C-LUXは売却しました。
ただ、最新のRX100M7は200㎜まで望遠が可能なので、まだ手元に残しています。
レンズはライカMマウントとソニーEマウントを強化
レンズはライカMマウントとソニーEマウント用の広角域2本を新たに調達しました。
- SUMMICRON-M F2/28mm ASPH.(ライカMマウント)
- タムロン 17-28mm F/2.8 Di III RXD (ソニーEマウント)
タムロン17-28はF値2.8の明るい広角ズームでありながら、軽くて寄れて安いということで、昨年暮れから大人気のレンズとなっています。
F値2.8の広角ズームではソニーのGMレンズ(FE 16-35mm F2.8 GM)が約23万円。一方のタムロンは10万円前後と圧倒的に安く、しかも寄れるレンズなので人気沸騰なのも無理はありません。
レンズの姿もシンプルかつ端正で品があります。
最近のタムロンは「軽量コンパクトて安くてよく写る」ことにプロダクトの思想を集中させているのは好印象です。
ソニーは高価で重くて寄れないGMレンズに胡座をかいていられないと思います。
さすがに最近はソニーもGMレンズのキャッシュバックを始めたり、ちょっと危機感を持ち始めているようにみえます。
ライカはM10とM(Typ240)の2台体制
Leica M(Typ240)と28㎜レンズの購入でMシステムは完成
ライカのシステムは以下のようになりました。
【カメラ】
- LEICA M10 ブラッククローム
- ライカM(Typ240)アラカルト ブラックペイント 新規
- LEICA C-LUX(コンデジ)売却
【レンズ】
- SUMMICRON-M f/2/28mm ASPH. 新規
- SUMMICRON-M f/2/35mm ASPH.
- SUMMICRON-M f2/50mm
- SUMMARIT-M f2.4/90mm
レンズはF2のズミクロンを中心に28㎜から90㎜まで4本揃いました。
最近はすっかり私のスナップカメラはライカがメインとなっていますが、野外でレンズを交換するのはセンサーへのゴミやチリの付着などリスクを感じるものです。
このため、ですから、異なる画角で撮影する際にはM10とM(Typ240)にレンズを装着して出かけることを考えています。
Leica M(Typ240)を選んだ理由
今回、M(Typ240)購入にあたっては、少しM10-Pにすべきか迷いました。
価格面では、M10-Pは現行モデルなので中古でも80万円ほど。対する1世代前のM(Typ240)は中古だと40万絵台から選べます。
価格面では、圧倒的にM(Typ240)が優れています。
さらに、画質ですが、M10-Pは現在所有しているM10と同じ近代的な描写。基本的には同じです。
一方、M(Typ240)は、作例を見る限り、情緒的で甘美な雰囲気で、これはこれでM10とは異なる描写力です。
というわけで、M(Typ240)アラカルトのブラックペイントを選びました。
ブラックペイントは使い込むと真鍮が浮き出るのが特徴で、モデルによっては新品の段階から真鍮を浮き出させたモデルもあるくらいです。
まあ、ジーンズに近い感覚ですね。
ですから、使い込んで真鍮の風味も楽しみたいと考えました。
ライカM(Typ240)は動画機能を搭載した唯一のM型モデル
もうひとつ、ライカM(Typ240)は、M型ライカの中で、唯一、動画機能(フルHD)を搭載したモデルです。
しかし、ライカ社はM型ライカに動画需要が少ないと判断したのか、その後のモデルは動画機能を削除し、スチールのみのモデルばかりになりました。
ただ、さすがだと思うのは、その動画がとても美しいということです。
小説家よしもとばななが1989年に発表した原作を2015年に映画化した『白河夜船』(主演・安藤サクラ)。若木信吾監督はライカM(Typ240)と35mレンズだけで撮影しました。
ユーチューブに残っている映像を見ると、ライカM(Typ240)で撮影した映像の素晴らしさを確認することができます。
若木信吾監督はインタビューの中で、ライカM(Typ240)だけで撮影した狙いについて、次のように説明しています。
今回は撮影機材を一眼レフデジタルカメラ「ライカM」1台と35ミリのレンズほぼ1本で撮影するという制限を自分で加えたことが、うまく映像化できた理由のひとつだと思います。大きなスクリーンに耐えられるクオリティーかどうかの不安はありましたが、機材を最小化することで、より自分の目線で忠実にものを見るということができたと思います。このやり方で映画撮影を進歩させていく手応えは感じました。(引用元:webDICE)
さすがに、ライカMの動画撮影は4Kはなく、フルHD30fpsにとどまっています。
最近のカメラ業界は、「4K60P」「いや、6Kだ」「いやいや8Kだ」といった具合に高画質競争を繰り広げていますが、ライカM(Typ240)のフルHDで十分だという気もしてきます。
ソニーEシステムはほぼ完成!フジXシステムはあと一歩
α7Ⅲはソニーの歴史的名機だと思う理由
ソニーα7Ⅲは、2018年3月23日の発売以来、3年近くになろうとしているのに、いまだに売り上げトップに名前の上がる人気モデルです。
私は一眼レフ時代に終止符を打った記念すべきモデルとして手に入れたのですが、実にバランスの良いフルサイズミラーレスだと感じています。
ですから、当分は、この名機を手元に置いておこうと考